バラスト
鳥羽の菅島から千葉の富津向け航海中です。

だんだん時化てきました。

昼メシはシーフード焼きそば。

晩メシは牛タンと餃子にしました。
船は荷物を載せずに走るときにバランスをとるための重石として海水を積みます。これをバラストといいます。最近、このバラストを教わっているのですがこれがなかなか難しいのです。
本船の建造当初はブリッジのこのバラストコントロールパネルでスイッチポンで操作できたらしいのですが、ぶっ壊れてからドックでも直らないそうで今は機関室でバルブとポンプを操作してアナログ式にバラストの海水を出し入れしています。

入れるのは簡単。バラストタンクまでのライン上のバルブを開けてバラストポンプをオンにしてデッキ上の逃がし口から海水が吹き出すまで入れるだけです。

問題は出すほう。入れるときと同じように出口までのライン確保してポンプ回すまでは簡単なのですが、ある程度出てしまうとバラストタンク内の空気をポンプが噛み出して空回りしてしまいます。ここからは入れる方のラインを流してベルヌーイの定理?的に出すほうの水を引っ張って出したり両舷タンクの中間弁開いてみたりあれこれ技を駆使してどうにか出します。バラストタンクの水位系的なものはないのでどれだけ出たかはわかりません。汗 何をやっても空気を噛むようなら全部出たという判断で終わり。こんな職人芸的なバラスト操作できる乗組員大募集中です。(笑)このままだとわたしの長期休暇は8月のお盆までありません。涙


だんだん時化てきました。

昼メシはシーフード焼きそば。

晩メシは牛タンと餃子にしました。
船は荷物を載せずに走るときにバランスをとるための重石として海水を積みます。これをバラストといいます。最近、このバラストを教わっているのですがこれがなかなか難しいのです。

本船の建造当初はブリッジのこのバラストコントロールパネルでスイッチポンで操作できたらしいのですが、ぶっ壊れてからドックでも直らないそうで今は機関室でバルブとポンプを操作してアナログ式にバラストの海水を出し入れしています。

入れるのは簡単。バラストタンクまでのライン上のバルブを開けてバラストポンプをオンにしてデッキ上の逃がし口から海水が吹き出すまで入れるだけです。

問題は出すほう。入れるときと同じように出口までのライン確保してポンプ回すまでは簡単なのですが、ある程度出てしまうとバラストタンク内の空気をポンプが噛み出して空回りしてしまいます。ここからは入れる方のラインを流してベルヌーイの定理?的に出すほうの水を引っ張って出したり両舷タンクの中間弁開いてみたりあれこれ技を駆使してどうにか出します。バラストタンクの水位系的なものはないのでどれだけ出たかはわかりません。汗 何をやっても空気を噛むようなら全部出たという判断で終わり。こんな職人芸的なバラスト操作できる乗組員大募集中です。(笑)このままだとわたしの長期休暇は8月のお盆までありません。涙

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